DataRobotとデータパートナー契約を締結

TVメタデータを活用した需要予測やTV-CM効果測定など、テレビ露出を活用したマーケティング施策の立案と実行に貢献

テレビの放送内容をテキスト化した「TVメタデータ」を提供する 株式会社エム・データ(本社:東京都千代田区、代表取締役: 関根俊哉)は、エンタープライズAIのリーダーであるDataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Dan Wright、以下DataRobot)と、本日、新たにデータパートナー契約を締結したことを発表しました。このパートナーシップにより、テレビ番組内での企業・ブランド・商品などの露出やTV-CM出稿状況の把握に対応し、これまで費用対効果の測定や計画的な需要予測・販売戦略の判断材料としての活用が困難だったテレビ放送に関する情報も、機械学習モデルに反映することが可能となり、より高度で幅広いROI分析や需要予測が実現可能となります。
 

【データパートナー契約 締結の背景】

商品やサービスのライフサイクル短縮が加速していく時代、突発的かつ瞬間的な消費者需要を創出するテレビ露出の影響への対応が遅れることは、販売機会の損失につながります。特に、消費財・小売企業にとっては、可能な限り早期の段階で消費者ニーズを把握し、追加生産や追加発注といった供給体制を整えることが求められます。
 

【本パートナーシップによって提供できる価値】

多くの企業では、採用を検討しているデータの正当な価値が証明されていないため、データを検証できずに採用を見送るケースが散見されます。本パートナーシップによって、ユーザー企業が希望すれば、エム・データとDataRobot両社の合意の下、企業はエム・データが保有する、テレビ番組内での企業、サービス、ブランド、商品に関するパブリシティや自社、競合企業のTV-CM出稿状況といった、膨大なテレビ番組やTV-CMの詳細情報をまとめたTVメタデータと自社データを組み合わせたAIモデルを生成し、自社内で検証・評価することができます。この結果、テレビ番組内で紹介された商品と、それが放送された状況(番組名、放送時間帯、放送内容、放送尺など)を効果的に分析することが可能となり、テレビの影響力や費用対効果を考慮した最適なマーケティング戦略の立案・実行に貢献いたします。
 

●TVメタデータが活用可能な予測や分析の一例

・消費財、小売企業における需要予測
・TV-CM出稿の効果分析
・金融業界における株価変動予測
・キャスティングにおけるタレントなどのネクストブレーカー予測
 

具体的な連携イメージ

 
 

■株式会社エム・データが提供する「TVメタデータ」とは?

 株式会社エム・データでは、関東・中京・関西エリアのテレビ局で放送されたTV番組やTV-CMを、テキスト化・データベース化して「TVメタデータ」を構築しています。当社データセンターでは常時40名前後の専属スタッフが24時間365日「いつ」「どこで」「何が」「どのように」「何秒間」放送されたかを、当社オリジナルのデータ収集システムを使用しデータの生成を行なっております。TVメタデータは主に4種類に区分し、「①番組データ(番組放送内容)」「②CMデータ(広告出稿内容)」「③アイテムデータ(番組で紹介された商品情報)」「④スポットデータ(番組で紹介された店・宿・観光地等の情報)」で構成され、ローデータサービスの他に、ランキングコンテンツや調査・集計・分析等のレポートサービス、分析結果を基にしたコンサルティングサービス等があります。


■「DataRobot, Inc.」について
(製品詳細URL:https://www.datarobot.com/jp/

DataRobot は、エンタープライズ AI のリーダーであり、AI イノベーションを競うグローバル企業に信頼できる AI テクノロジーとイネーブルメントサービス(継続的な AI サクセス支援)を提供しています。 DataRobot が提供するエンタープライズ AI プラットフォームは、機械学習モデルの構築、デプロイ、管理までをエンドツーエンドで自動化することで、実ビジネスにおけるデータサイエンスの民主化を実現します。このプラットフォームは、AI をお客様に大規模に提供し、そのパフォーマンスを長期にわたって継続的に最適化することで、お客様のビジネス価値の最大化を実現します。業界最先端のソフトウェアと世界水準の AI 実装、トレーニング、サポート、AI サクセスサービスから得られたノウハウの組み合わせにより、事業や組織の規模、業界、業種に関係なく、あらゆるお客様の実ビジネスにおける成果の実現を強力にサポートします。

Forbes が選ぶ2020年の「クラウド100(世界の優良非公開クラウド企業100社)」、2019年および2020年の「AI 50(最も有望なAI企業50社)」にも選出され、IDC のレポート「IDC MarketScape: Worldwide Advanced Machine Learning Software Platforms Vendor Assessment(IDC MarketScape:世界の高度機械学習ソフトウェアプラットフォームベンダー評価)」では、リーダーに選ばれました。詳細については www.datarobot.com をご覧ください。


■本件に関するお問合わせ

担当:長谷、上田、荒川
 

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